美濃守殿御儀、不慮之仕合、無是非儀ニ候、御身上之儀、相違有間敷候由、道三申候、委細可被任稲葉伊予守差図者也、備後守病中故、我等方より如此ニ候、恐惶謹言、

十一月五日

織田與十郎 寛近(花押影)

土岐小次郎殿

→岐阜県史「織田寛近書状写」(村山文書)

 美濃守殿のこと、不慮の巡りあわせは是非もないことです。あなたの進退のこと、相違ないようにと道三が申しています。詳しくは稲葉伊予守の指示に任せられますように。備後守が病床にあるので、私からこのように申します。

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