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結城政勝、大藤式部少輔の戦功を氏康に伝えることを約束

今度於海老嶋ニ遂一戦候処、大切所ヲ取越無比類動、各ゝ粉骨感入候、此趣氏康へも急度可申届候、恐々謹言、

卯月廿一日

政勝(花押)

大藤式部少輔殿

→神奈川県史「結城政勝書状」(大藤文書)

 この度海老嶋で一戦を遂げ、要所を奪取し比類のない働きでした。各員の粉骨に感じ入りました。この事は氏康へも取り急ぎ伝えておきます。

1556(弘治2)年に比定。

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