覚書:北条氏政、清水上野入道に、大方の病状を伝える
北条氏政が、実母瑞渓院殿の看病を清水上野入道(康英)に命じたとされる書状だが、少しおかしな点がある。 「御太方御煩、経年月大病候間」御太方(大方)は瑞渓院殿を指す。年月を経て大病しましたので、とあるが瑞渓院殿が夫氏康と …
北条氏政が、実母瑞渓院殿の看病を清水上野入道(康英)に命じたとされる書状だが、少しおかしな点がある。 「御太方御煩、経年月大病候間」御太方(大方)は瑞渓院殿を指す。年月を経て大病しましたので、とあるが瑞渓院殿が夫氏康と …
御太方御煩、経年月大病候間、更難治候、土用中極ゝ養性候、無少験気候、此上も勿論於保養者、少も不足有間敷候、恐々謹言、 六月廿三日 氏政(花押) 清水上野入道殿 →小田原市史 通史編 原始 古代 中世 別冊 小田原北条氏五 …