北条氏直、小幡兵衛尉に、近況を報ずるとともに、今度の不参を問う
一札披見、祝着候、作倉普請之儀、悉出来、明隙候、東表申寄者数多有之間、可及一行ため、今十日関宿迄着陣候、将又其已来御床しく候、為如何今度者無御出陣候哉、無御心元候、内ゝ自是可申述由、八幡ゝ存候へ共、無手透故遅ゝ、御無沙汰 …
一札披見、祝着候、作倉普請之儀、悉出来、明隙候、東表申寄者数多有之間、可及一行ため、今十日関宿迄着陣候、将又其已来御床しく候、為如何今度者無御出陣候哉、無御心元候、内ゝ自是可申述由、八幡ゝ存候へ共、無手透故遅ゝ、御無沙汰 …