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カテゴリー «思いつき»

愛知県史資料編14着

愛知県に購入を申し込んでいた『愛知県史資料編14』が手元に入った。7月上旬には段取りはついていたのだが、諸事慌しく大幅に遅れてしまった。 内容をざっと見たところ、『戦国遺文 今川氏編』にもなかった氏真感状や、緒川・刈谷に …

仕切り直し 新出史料

『戦国遺文 今川氏編』の完結で、鳴海原合戦関係の史料は網羅できたと考えていたのだが……そういう矢先に新展開があった。 コメント欄にお邪魔したことのあるブログ『国家鮟鱇』さんでYOMIURI ONLINEの記事「信長の父「 …

後北条モノリス

東京の浜松町駅から見下ろせる位置に、旧芝離宮公園がある。 近世に小田原を治めた大久保氏は一度失脚しており、その後盛り返したのが大久保忠朝。老中にもなった忠朝が四代家綱から埋立地を拝領したのが、ここに庭園ができるきっかけに …

引いて用いるということ

何だかここ最近の日本では、引用・転用・盗用の区別が曖昧になっているような気がする。というのも、『無断引用』という言葉がテレビ・新聞で多く用いられているためだ。この言葉は『引用』の語義を誤っており、成り立っていない。 ネッ …

『戦今』が終わらない

鳴海原合戦についてはほぼ考証が固まっているのだが、『戦国遺文 今川氏編』の刊行完了を待って結論を出そうと考えている。 いるのだが、全3巻の予定が終わらずに第4巻を1年以上待った。そしていよいよ今週末の4月25日に発売とな …

北条氏政の斎号

何だか最近堅苦しいことばかり綴っているので、たまには与太な話を。 黒田氏版の後北条年表で、北条氏政が隠居して『載流斎』を名乗ったと書かれていた。これは明らかな誤記で、正しくは『截流斎』である。『載流斎』にはルビで「さいり …