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タグ «書状»

矢野憲信、雲頂庵に、神奈川上様の進退について五郎殿様の意向を伝え、白井・上様・大殿の間柄は常に隔意があると助言する

就神奈川 上様御進退事、自白井断而被進御文候歟、殊外驚思食、色ゝ被仰越候哉、以斎藤式部入道、条ゝ御意見旨共候、速有御下向、此方御意見之筋目被聞召合、始末無相達様、此度御返事候様ニ、可有御意見候、万一御聊尓御返事候者、五郎 …

簗田持助、宇都宮広綱に、北条氏照夜襲を撃退したと伝え至急の援軍を請う

急奉啓候、厥以来御当口何条之儀御座候哉、承度令存候、■義重奥口御出馬時分柄与云、御肝要ニ存候、仍去月廿七北源総武之衆被相集、当地関宿之地へ夜中諸口へ詰来候、備申付候故悉敗軍至候、今捨置候持道具以下毎日取来候、因茲城中及糺 …

北条氏照、蘆名盛氏に、書状3通を受け取ったこと、盛興死去を悼んでいること、上野国へ出撃したことを伝える

大平致帰国付而、乍便啓達、抑其以来令絶音問、意外令存候、其時分態預脚力候、於宇都宮・皆河堺越度候、無是非存候、雖然、御状三通ハ無相違自皆河参着、披見申候、盛興御遠行、於拙者落力、御心中察存候、更以、難尽帋面候、内ゝ此趣疾 …