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北条氏康、北条宗哲に、御前の病気が豊前山城守によって治癒されたことを報告

一昨日者遂面上候、仍御前御煩、一昨日朝より豊前療治被申候、彼薬相当、自昨日熱気散候、殊夜中今朝者、すきと能候、然ニ産之脈証自今朝出来、腰腹心も其分ニ候、無力御入候時分窮屈ニ候、雖然、今度之煩能時分得減気、不思議仕合候、祈 …