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カテゴリー «思いつき»

大いなる遺産 下巻

 下巻読了。やっぱりディケンズは偉大だと思った。素晴らしい。  高慢で忘恩になったピップは、人生の転機を迎え更生するのだが……何だかラストは興醒めだったかも知れない。ブルワー・リットンの薦めに従ってディケンズがハッピーエ …

大いなる遺産 上巻

 手元にあった新潮文庫版を読み始めている。懐かしい活版印刷だったので、奥付を見ると平成元年。この頃はまだ活版は元気だった。  鍛冶屋の徒弟ピップが、正体不明の富豪から遺産相続人として指名されるという粗筋。ディケンズに関し …

戦国という時代

 戦国時代は飢饉と略奪が凄まじかった。連続して襲い来る天災と飢饉の中で、生き残るためには無能な指導者を排除するしかなかった。それが下克上の真実の姿だ。  既存の停滞した世上を打破するためにとか、理想的な国家の在りようを探 …

ディケンズについて

 サイトの趣旨は歴史研究、ディケンズは関係ない。ただ、「文豪ディケンズを扱ったBlogがない!」のが癪に障るので記事にしている。 [w]チャールズ・ディケンズ[/w]  とはいえ、私が語れるのは全くもってミーハーな事柄だ …