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カテゴリー «報告»

何せうぞ くすんで

漸く手が空く目途が立ってきた。来期予算の可否で部署の面々とその家族の1年の生活が変わるだけに、毎年苦しむ。 そんな折は戦国の小領主に思いを馳せる。私の場合、どんなに失敗しても死者は出ない。それでも部下が増える度にプレッシ …

刊行日は割と重なる

『戦国北条五代』(黒田基樹著・戎光祥出版)が出版されていたので即座に購入。2005年に新人物往来社から刊行されていた『戦国北条ー族』を大幅に修正したものという。 ちなみに同社から昨年出る予定だった『織田信長の尾張時代』は …

倩々雑記

年の瀬も押し迫り、また狂躁の時節が到来した。これより如月の中頃まで生業が喧しくなる。記事も史料アップも暫時滞るだろう。だからという訳ではないが、少しくは思いつくままの書付を散らしてみようと考えた。文献の裏付けもなく脈絡も …

遠過ぎる石垣山 その5

1590(天正18)年の8月より後北条分国は徳川家が入封する。以降石垣山がどうなったかを少し考えてみたいと思う。 江戸を本城とした徳川家だったが、1603(慶長8)年に本格着工するまでは暫定的な本拠に過ぎず、分国内で最大 …

地震史の調査

2011年3月11日に発生した『東日本大震災』の死者数が増え続けている。過去の災害と比較してその要因を探ることができれば、今後の犠牲者は抑えられるかも知れない。そう思い至り、調査カテゴリに加えることにした。 一つ気になっ …

震災に知る都人の驕慢

3月11日、東北を激震が襲った。その後凄まじい津波が東北太平洋岸を襲い、犠牲者は万を優に超えるという(3月15日現在)。同時に福島第一原子力発電所のメルトダウン、火力発電の修復もままならず、東京でも節電が叫ばれるようにな …

12月の更新

12月1日からのエントリーでは、古文書のアップを優先する。これは2月に刊行予定の『戦国遺文 今川氏編2』によって今川氏関連文書が増える予想に備えるものであり、また、様々な論の展開に必要な文書を補充する目的もある。 いつも …