某末繁、朝比奈左京亮に、伊勢神宮改築費用徴発を依頼する
乍恐啓上候、 抑就 神宮御造営萱米之儀、従作所殿以各代御申候、然者御国之儀、御馳走候者、御神忠可目出候、我等茂急度可罷下候間、致程候、御礼可申上候、可得御意候、恐惶謹言、 六月吉日 末■(花押) 謹上朝比奈左京亮殿 参人 …
乍恐啓上候、 抑就 神宮御造営萱米之儀、従作所殿以各代御申候、然者御国之儀、御馳走候者、御神忠可目出候、我等茂急度可罷下候間、致程候、御礼可申上候、可得御意候、恐惶謹言、 六月吉日 末■(花押) 謹上朝比奈左京亮殿 参人 …
[印文「義元」I型]遠州万国六郎左衛門尉屋敷、先年井伊谷為押之地利、人数籠置之処、信州衆出張之時、為初伊予守数多討取、為其吉例之間、彼堀之分年貢、如年来令免除訖、若重加下知就令開作者、相当之年貢令沙汰、為名主永可相拘者也 …
[印文「如律令」]制札 篠原永源寺 軍勢甲乙人等、山林竹木伐取、於濫妨狼籍之輩者、堅可加成敗者也、仍如件、 天文十九年五月九日 →戦国遺文今川氏編「今川義元禁制」(豊田市篠原町・永澤寺文書) 軍勢・軍属で山林・竹木の …
[印文「如律令」]蒲神立宮之事 右、森林濫截取事、堅停止之畢、如前々可神主計、若於有違背之輩者、依注進可加下知者也、仍如件、 天文十九[庚戌] 四月八日 蒲西方 神主 →戦国遺文今川氏編「今川義元朱印状(折紙)」(蒲 …
[外題]北条氏綱公御書置 [追而書]其方儀、万事我等より生れ勝り給ひぬと見付候得ハ、不謂事なから、古人の金言名句ハ聞給ひても失念之儀ある[へ]く候、親の言置事とあらは、心に忘れがたく可在哉と如此候、 一、大将によらす、諸 …
星崎根上之内今度鳴海江同心之もの共跡職、悉為欠所上者、堅可遂糺明者也、仍如件、 天文廿四 二月五日 上総介 信長(花押) 一雲軒 花井右衛門尉兵衛殿 →愛知県史 資料編10「織田信長判物」(徳川美術館所蔵文書) 星崎 …
雖未申通候、馳走候、抑今度尾州之儀属本意由候、天下之名誉不可如之候、将亦万松院殿御時、治部大輔へ御所望之段、御約束之子細候キ、堅雖被仰置候、近日雪斎毎事令斟酌、不存之由候条、此節馳走可為御祝着候、武命取合肝要候也、謹言、 …
於参州織田備後守間之事、重不及鉾楯弥属無事、都鄙儀令馳走者可喜入之段、対今川治部大輔遣内書候、無相違様被仰下者可為喜悦候、此等趣、可加意見之旨、彼年寄中被加芳言者可然候、猶聖護院殿可有演説候、恐惶謹言、 六月廿八日 義藤 …
今回アップした書状が少しややこしいので、解釈の手順を記してみる。この書状は、由比氏に宛てられたものだから、群がる債権者に対して左衛門尉が「義元が払わなくていいと保証している」と言い放つためのツールだ。債権者の中には、逆に …
代々雖為忠節、借用之米銭過分之間、就不及返弁、数年令山林、連々依訴訟申上重而召出、旧借等一円停止之畢、然者捨置■飯尾若狭守相頼、先年契約之時、借用米銭事申立候条、依難準自余、加下知、従当年米百俵宛、六年ニ六百俵、代物弐拾 …