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北条氏、和田左衛門尉に、来る十二月の北条氏政上洛を伝える

当方上洛之儀、自京都依御催促、此度及御返答之間、彼御挨拶心腹ニ相叶ニ付而者、来冬之極月、御陰居可為御上洛候、依之二三ケ条之筋目、口上ニ申付候、仍如件、
六月廿三日[虎朱印]
和田左衛門尉殿

→小田原市史1946「北条家朱印状」(埼玉県鴻巣市・鈴木和男所蔵)

天正17年に比定。

 当方の上洛のこと。京都よりご催促があってこの度ご返答に及ばれたので、そのご挨拶が心服に叶うには来る冬の12月にご隠居がご上洛しなければならない。このことで2~3箇条の指示を口頭で行なう。

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