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北条氏直、妙音院・一鴎軒に、北条氏政の上洛を伝え、羽柴秀吉への執り成しを求める

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拙者父子一人可令上洛旨、御両使御演説之条ゝ、具得心仕候、然者老父氏政可致上洛由申候、年内者雖可為無調候、涯分令支度、極月上旬、爰元可致発足候、委細直ニ可申述候、可然様頼入候、恐々謹言、

六月五日

 氏直(花押)

妙音院

一鴎軒

→小田原市史1945「北条氏直書状」(岡本文書)

天正17年に比定。

 拙者の父子から1人が上洛せよとのこと、ご両使のお話は一つ一つ詳しく心得ました。ということで老父氏政が上洛するとのことを申します。年内は調整が難しいのですが、最大限に支度を急いで、12月上旬にこちらを出発します。詳しくは直接申し上げるでしょう。そのように頼み入ります。

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