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徳川家康、小笠原貞信・広重・貞慶に、遠江国天野宮内の被官を調略するよう指示する

近国江可令出馬之条、各先手之働於有之者、祝着可存候、遠江国天野宮内右衛門ニ雖内通遣候、不承引之間、天野領分国中輩廻文を手ニ入候様、手立肝要候、控岩嶋梶兵衛ニ申含候、かしく、
八月三日
 家康 御書判
小笠原信濃守殿
同 左衛門佐殿
同 喜三郎殿

→戦国遺文 今川氏編2182「徳川家康書状写」(唐津小笠原家文書)

永禄11年に比定。

 近くの国へ出馬するので、各々が先鋒としてお働きいただければ幸いです。遠江国の天野宮内右衛門に内通を打診しましたが承知しませんでしたので、天野の領地内の人々が回覧の書状を見られるように手回しするのが重要です。さらに岩嶋梶兵衛に申し含ませました。

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