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今川氏真、朝比奈弥太郎に、徳川家康との仲介を依頼する

万々渡海之儀辛労ニ候、然者家康申給候筋目於相調者、一段可為忠節候歟、甚内方へ能々可申計候也、仍如件、

九月十一日

 宗誾(花押)

朝比奈弥太郎殿

→戦国遺文 今川氏編2584「今川氏真判物」(神奈川県川崎市・鎌田武男氏所蔵文書)

天正4年に比定。

渡海のことは色々と大変でした。ということで、家康から申し出ていただいた筋目を調整してもらえれば、一段の忠節ではないでしょうか。甚内方へよくよく言っていただくばかりです。

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