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今川氏真、西原源太に、掛川城で西原善衛門尉が活躍したことを賞す

就今度駿府錯乱、懸河城江相移之処、西原善衛門尉有同心、捨身命馳走之段、無比類候、本意之上、此旨氏康へ可申立候、恐々謹言、

十二月十六日

氏真(花押)

西原源太殿

→戦国遺文 今川氏編2205「今川氏真書状」(西原文書)

永禄11年に比定。

 この度の駿府錯乱について。掛川城へ移動したところ、西原善衛門尉が同心して、身命を捨てて奔走してくれたことは、比類がありません。本意の上でこのことを氏康へ申し立てるでしょう。

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