一、壱本 松曲輪
一、すきつ ――
一、馬場 ――
一、御方 ――
一、同はしろ ――
一、はらまへ向長 ――
一、中島
一、御かたへおもての分
一、八幡 ――
一、新 ――
一、ふしいろ
曲輪此分とり入分、一、御かまえうちのはしくし、同新 ――、向はしくし 一、四郎殿曲より北殿御座改迄、以上、
右分うちたて候、書付さし上へく候、曲輪之内ニ而、西向何間、北向何間上、其向ゝを念比に可書付候、
岡本
→小田原市史 別編城郭編29「岡本氏書立写」(安得虎子)
<計数部分略>右の分を建設します。覚書を差し上げます。曲輪の内て、西向に何間、北向に何間の上、その方角それぞれを念入りに記録します。