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月別アーカイブ: 1月, 2014

北条氏康、某に、佐貫への攻撃を防いだことを賞し、茂呂因幡守に相談して防備するよう指示する

向佐貫敵動候処、不移時日被懸付、於宿城被走廻由候、肝要候、城内同心大切候、万事茂周被相談、堅固之備尤候、猶岩本可申越候、恐ゝ謹言、 卯月廿二日  氏康(花押) [宛名欠] →戦国遺文後北条氏編412「北条氏康書状」(千葉 …

上杉朝良、某に、足利政氏と高基、上杉顕実と憲房の確執と鉢形落城を伝え、憲房の説得を依頼する

両君御間儀、御無為奉歎候処、結句逐日増進様候、顕実・憲房間事、是又色ゝ様ゝ雖令教訓候、為事不成、剰鉢形三日不被相拘落居、言説不及候、只今極一身様候、万耄昧迄候、簡要憲房ニ被仰合候者、可為御本意候、此旨可令得尊意給候、恐惶 …

狩野為茂、平子平左衛門尉に、伊東九郎指揮下で小田原・七沢以来度々活躍したことを上杉房方が賞するだろうと告げる

先度令啓候、伊東九郎方被并為茂馬、小田原・七沢以来度ゝ合戦、被致粉骨候、自御屋形様被成御感候者、猶以忝可存候、恐ゝ謹言、 長亨二年五月十六日  大膳亮為茂 謹上 平子平左衛門尉殿 →神奈川県史 資料編36380「大膳亮為 …

上杉顕定、佐竹右京大夫に、前年末に越後国衆進軍で降伏した上杉朝良の家督問題を報告する

去十五日簡札一昨日到着、具披閲、抑旧冬招越越州衆進発、然間、武相両州敵城、或自落、或攻落候之故、速静謐、依之懇切承候、快悦之至候、仍治部少輔朝良令隠遁、名代事彼家老者歎候間、言上之処、可被相任之段、被成御書候、如斯之上、 …

上杉顕定、大森式部大輔に、上杉定正・今川氏親・伊勢宗瑞との戦闘で、公方が発向したことを武田信虎へ伝えるよう依頼

先刻如啓候治部少輔并今川五郎・伊勢新九郎入道対陣、於軍者、可御心安候、既 公方様御発向之上者、不移時日、自身出陣候様、武田五郎方へ被届可然旨、遅々不可有曲候、巨細長尾右衛門尉可申述候、恐ゝ謹言、 九月廿五日  顕定(花押 …