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足利高基、横瀬新六郎が長尾但馬守と活躍したことを賞し、憲房の武蔵出兵に意見するよう伝える

[封紙ウハ書]「(異筆)『永正九年七月七日到来』横瀬新六郎殿 高基」

今度長尾但馬守相談、於其口大功候之条、忠信之至候、然者、至武州憲房出陣、被相急之様景長令談合、可加意見候、巨細昌松首座可令対談候、謹言、

七月二日

 (高基花押)

横瀬新六郎殿

→戦国遺文 古河公方編513「足利高基書状」(東京大学文学部所蔵由良文書)

 この度長尾但馬守と相談し、その方面において大功を挙げられたのは忠信の至りです。ということで、武蔵国に憲房が出陣となったので急ぎ景長と打ち合わせて意見を加えますように。詳しくは昌松首座が対談するでしょう。

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