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月別アーカイブ: 11月, 2013

上杉顕定、三田弾正忠に、高倉偵察を含む作戦動向を知らせる一方、椚田防御が重要であることを示す

就其口敵相動注進、只今戌刻到来、火手見候上無心元候間、長尾修理亮其外至于高倉差越候処、敵入馬候由、告来候間、至于酉刻帰陣、今日刷之次第、被露紙面候、無是非候、椚田事大切候、彼地へ動候者、則被馳籠、堅固之備肝要候、恐々謹言 …

上杉顕定、長尾景春に、久下信濃守の伊勢参拝道中を保障するよう、伊勢宗瑞への仲介を依頼する

久下信濃守事、累年相守当方、忠節異于他候、寔可被聞及候、仍近日可参宮分候、然者東海道於可透候間、往還無相違様、伊勢宗瑞方へ懇被申越候者、可喜入候、恐ゝ謹言、 正月晦日  可諄判 長尾左衛門入道殿 →神奈川県史 資料編36 …

足利高基、栃木雅楽助に、小山政長が味方になった経緯を踏まえて忠節するよう伝える

政長復先忠之上、無二相守走廻候者、可為神妙候也、 二月五日  (高基花押) 栃木雅楽助とのへ →戦国遺文 古河公方編558「足利高基書状写」(新編会津風土記四)  政長が先の忠義に復した上は、第一に守って活躍するならば神 …