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今川氏真、朝比奈右兵衛大夫の飯田口合戦での武功を賞す

今度於引間郷飯田合戦之時、敵襲来之処ニ、抽軍中入馬代崩敵、殊小山六郎兵へ切伏之由、雖不始于今、太以感状也、弥可励軍功之状如件、

永禄六年 閏十二月十六日

 上総介 判

朝比奈右兵衛大夫殿

→戦国遺文 今川氏編1953「今川氏真感状写」(国立公文書館所蔵土佐国蠧簡集残編五)

 この度引間郷において飯田合戦のとき、軍中でぬきんでて、敵が襲来したところに馬を入れて敵を崩した。特に小山六郎兵衛を切り伏せたとのこと。今に始まったことではないが大いに感悦である。ますます軍功に励むように。

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