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今川氏真、鈴木三郎大夫に、長篠での活躍を称え支援を約す

長篠之儀、自其地別而馳走喜悦候、此時弥無由断堅固之様可走廻事専要候、当国一途之条、近日向三州人数申付之間、可心安候、委細酒井右京進・朝比奈八郎兵衛尉申候也、謹言、

十月十六日

 氏真(花押)

鈴木三郎大夫殿

→戦国遺文 今川氏編1758「今川氏真書状」(鈴木重信氏所蔵文書)

花押形と内容から永禄4年に比定。

 長篠のこと。その地より格別に奔走してくれたのは喜ばしいことです。まさにこの時ですからますます油断なく堅固になるよう活躍されるのが大事です。この国を一途に思っているので、近日三河国に向けて部隊を用意させています。ご安心下さい。詳しくは酒井右京進・朝比奈八郎兵衛が申します。

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