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上杉憲政、奈良原紀伊守に関東侵攻の成功を祈願させる

「(封紙ウハ書) 「(後筆)平井上杉」
赤木山大夫奈良原紀伊守殿 光哲」

就越山当山へ立願之子細候、於向後者為祈願所抽精誠祈念可為肝要候、殊不入事得其意候、仍如件、

永禄三年

九月廿七日

光哲(花押)

赤木山大夫

   奈良原紀伊守殿

→群馬県史 「光哲判物」(勢多郡 奈良原文書)

 越山について当山に立願する詳細です。今後においては、祈願所として精誠にぬきんでて祈念することが大事でしょう。特に不入については心得ました。

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