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上杉憲政、平子孫太郎に上野侵攻を予告する

不思議之世上故、当国打越候、然処、爰元相調候間、近日上州可打入候、長尾弾正少弼有談合、一途可被稼候、将又為祝太刀一腰并鳥目如書中給候、怡悦候、随而太刀一進之候、恐々謹言、

七月三日

成悦(花押)

平子孫太郎殿

→群馬県史 「成悦[上杉憲政]書状写」(武州文書 府内下禅僧宗列)

 不思議な巡り合わせとなったゆえに、この国に移動しました。そうしたところ、こちらは準備をしていますので、近日には上野国へ侵攻するでしょう。長尾弾正少弼と相談して、一心に戦功をあげて下さい。そしてまた祝いとして太刀1腰と金一封を書面の通りにいただきました。嬉しく思います。よって、太刀1腰を進呈します。

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