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北条氏政、岡本越前守に新城の普請を命じる

(堅切紙)

新城へ早ゝ罷越、能ゝ致普請、○[積]四百人五日御普請之分をハ惣並候間、肝要候所ゝを当番衆可成之由、遠山左衛門・福島丹波ニ可申断、又残分いか程と渡方と両様を書立可越、已上、

八月十八日

氏政(花押)

岡本越前守殿

→「北条氏政判物」(吉田文書)

1582(天正10)年に比定。

 新城へ早々に赴いて念入りに普請せよ。合計400人で5日分の御普請を全てに賦課しているので、肝心な箇所を当番衆として編成すると、遠山左衛門・福島丹波に申請するように。また、残りの分量と引き継いだ者とを両方記録して提出するように。

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