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後北条氏、小田野肥後守・同新左衛門・同源太左衛門が敵輜重部隊を攻撃したことを賞す

今度敵陣往覆之者討留、荷物無際限押落由、忠節無比類候、度ゝ走廻段、感悦候、此度候間、弥無二ニ可走廻候、然者於如何様之儀も、望可申候、依所望可加扶助者也、以状如件、

[虎朱印]

三月廿日

小田野肥後守殿

同  新左衛門殿

同  源太左衛門殿

→「北条家朱印状写」(集古文書四十八)

 この度敵陣を往復する者を討ち止めて、荷物を際限なく追い落としたそうで、忠節は比類がありません。度々活躍されていますので、感悦です。この度のことでは、ますます専念して活躍して下さい。であればどのようなことでも望みをおっしゃって下さい。希望の通り扶助を加えます。

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