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今川義元、村山浅間社の大内按察使房に、伊豆へ通る山伏を駿河・遠江山伏が監視するよう命ず

(印文「義元」)

今度伊豆江透山伏被預置之条、駿・遠両国山伏申付、無怠慢番等之事、逐次第可勤之、若於無沙汰之輩者、可加下知者也、仍如件、

天文十一 壬寅

九月四日

大内 安察使房

→静岡県史 資料編7「今川義元朱印状」(村山浅間神社文書)

 この度伊豆へ通る山伏を預かっておられる件、駿河・遠江両国の山伏に申し付けて、怠慢のないように、段階を追って番を勤めるように。もし放置する輩がいたら、下知を加えるように。

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