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今川義元、奥平監物の出陣を労い部隊増派を約束する

就高橋筋之儀、早速至于岡崎着陣之由候、■気之時分、辛労無是非候、飯尾豊前守・二俣近江守有談合、馳走専要候所、注進可差遣之人数候、猶朝比奈備中守可申候、恐々謹言、

十二月二日

義元判

奥平監物丞殿

→静岡県史「今川義元書状写」(松平奥平家古文書写)

 高橋方面のことで早速岡崎に着陣したと聞きました。寒気の時分にお辛いことですが是非もありません。飯尾豊前守・二俣近江守と打ち合わせて、奔走されることが大切ですから報告によって部隊を派遣します。更に朝比奈備中守が申し上げます。

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