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北条氏康、某に横瀬攻撃時の弾薬を供給する

横瀬敵陣へ出候付而、其地初口ニ成候、此度可抽忠儀事、専要候、仍鉄炮薬玉進之候、猶用所付而重而可進候、委曲使者可申候、恐々謹言

十月四日

氏康(花押)

(宛所欠)

→戦国遺文 後北条氏編 「北条氏康書状」(千葉県市立郷土博物館所蔵文書)

1560(永禄3)年・富岡氏宛に比定。

 横瀬の敵陣に出撃するに当たり、その地での緒戦となります。今回忠義にぬきんでることが大切です。鉄砲の火薬と弾丸をお送りします。更に必要であれば追加で送ります。詳しくは使者が申します。

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