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北条氏政、小倉内蔵助の戦功を褒める

今度無二可為一戦条、抛身命可被走廻候、於遂本意者、恩賞者、戦功次第可任望候、所無偽八幡大菩薩可有照覧者也、仍状如件、

元亀二年 辛未

正月七日

氏政御判

小倉内蔵助殿

→神奈川県史「北条氏政判物案写」(小倉文書)

 今度無二の一戦を行なって、身命を投げ打って奮闘してくれました。本意を遂げられたなら、恩賞は戦功次第で望みのままです。偽るところはありません。八幡大菩薩も御照覧ありますように。

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