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足利高基、某に、徳誕蔵主の死去を伝え因幡守を守って忠信に励むよう伝える

徳誕蔵主死去、無是非候、然者、相守因幡守、無二励忠信候、■節■之者共江加意見候者、可為簡要候、巨細安西右京亮可申遣候、謹言、

閏十一月廿一日

(高基花押)

[宛所欠]

→戦国遺文 古河公方編544「足利高基書状写」(常総文書一)

大永5年に比定。

 徳誕蔵主の死去。是非なきことです。ということで、因幡守を守り、ひたすら忠信に励み、(忠節のある)者たちへ意見を加えることが肝要でしょう。詳しくは安西右京亮が申し遣わすでしょう。

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